養老猛司|広島市 家庭教師の本田

養老猛司の作品

バカの壁

・自分が知りたくないことに対し情報を遮断するのも一種のバカの壁。

・個性尊重が叫ばれるが、本来文明の自然な流れは「共通理解」を広げてゆくことであるはずだ。

・知るということは、ガンを告知され、咲いている桜が違って見えるようなものである。

・アウストラロピテクスが450cc、北京原人が1000cc、現代人が1350cc、人類の進化はそうして進んできた。 さらにプラスαの脳をもつ進化が起きた時、人間は神になるかもしれない。

・コンピュータに文字を識別させるプログラムは、自学自習するプログラムと予め全て設定するプログラムとでは、 前者の方がはるかに効率がよい。

・神経細胞の伝達の仕組みを擬似的にコンピュータで作るのがニューラル・ネット。 ここで、子供が100%文字を覚えるまでの学習曲線はいったん下がって、また上がる特徴がある。

・昔の退学処分は、改悛の情があれば復学させるものだった。 そもそも教育は自分自身が生きている夢を持っている教師でなければ出来ないはず。 「お前たち、俺を見習え」という話なので、それくらい立派に生きている教師がどれだけいるのか。 あるいは、好きなことを持つ教師で、それが子供に伝わるくらいでなければならない。

・欲にはいろいろあるが、食欲、性欲といったものは満たされればおさまる。 ところが、金欲や権力欲といったものは、遺伝子的な抑制がきかない。 この種の欲には無理にでも何らかの抑制をつけなくてはいけないのではないか。

・イスラム、キリスト、ユダヤ教など現代世界の三分の二は一元論者。 原理主義もそう。世界はこの150年間に一元論の欠点をどれほど見せられてきたことか。

「コーチング・マネジメント」と同じ結論も多く、人間機械説も共通だが、養老氏の主張の方がどれだけ共感できることか。 つまり、そこに金もうけではなく、人間としての考え、哲学があるからだ。

家庭教師の本田

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